
クリエイティブ職に強いおすすめの転職エージェント10選
2020/11/27そこでこの記事では、クリエイティブ系の仕事へ転職する際のポイントやおすすめの転職エージェントについて解説していきます。 クリエイティブ職に興味のある人や転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
目次
クリエイティブ職の転職先はどんな業界?転職準備の特徴は?
『クリエイティブな職種』と一口に言っても、業界や職種は様々です。ここではクリエイティブ職の人たちが活躍する代表的な業界を見ていきましょう。 また、転職する際のクリエイティブ職ならではの特徴もご紹介します。
クリエイティブ職は幅広い業界での活躍が期待できる
『モノ』や『作品』づくりに関わるクリエイティブな職種は、業界ごとに多少の違いはあれど本質的な意味で共通するものがあります。 一つのスキルを身に付けると幅広い業界で仕事できるきっかけになり、一生モノの仕事と言えます。
まずは、クリエイティブ系の職種につくにはどんな業界があるのかをご紹介します。
出版・広告系
ご紹介する業界の中で最も長い歴史を持つのが出版・広告系の業界です。代表的なサービスで言えば雑誌や新聞、テレビCMや交通広告などが当てはまります。 例えば以下のような職種があります。
プロデューサー:戦略立案・企画する
ディレクター:現場で制作を指揮する
ライター:キャッチコピー、文章を作る
デザイナー:全体のデザインを作る
イラストレーター:イラストを制作する
WEB系
例えばWEBサイトや広告ページなど、私たちが日々スマートフォンやパソコンでアクセスする身近なサービスを制作・運営するのがWEB業界です。社会のデジタル化に伴い、WEB系の業界は年々拡大しています。
出版・広告業界に加え、以下のような職種も存在します。
エンジニア:システムの開発・設計をする
プログラマー:システムを実際に作る
UI・UXデザイナー:利用しやすいサイト構成をデザインする
ゲーム系
ゲーム業界でも様々なクリエイティブ職の人たちが活躍しています。特にゲーム好きな人は「自分もやってみたい」と一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
ゲームの制作過程も上述の2業界と似ていますが、加えて以下のような職種があります。
シナリオライター:ゲームのシナリオを作る
ゲームデザイナー:ゲームの世界やキャラクターをデザインする
サウンドクリエイター:BGM・効果音を作成する
WEB・ゲーム系クリエイティブ職は特に需要が高い
ご紹介した3つの業界の中でも、今後も長期的に伸びていくと考えられているのが『WEB』と『ゲーム』業界です。
デジタル化がますます進行しインターネットメディアやゲームの利用が盛んになっていることはもちろん、時代の変化に伴い人々の『価値観』が多様化しています。これに伴いサービス自体も多様化する傾向にあり、業界はどんどん拡大していくことが予想できます。
クリエイティブ職に就けば、WEB業界やゲーム業界でこの先長く活躍し続けられるでしょう。
クリエイティブ職に転職するならポートフォリオの作成が必須
クリエイティブ職の転職活動の特徴として『ポートフォリオ』が必要なことが挙げられます。ポートフォリオとは自分が過去に制作したサービス・作品を一つにまとめた『作品集』のことです。
クリエイティブ職の採用ではセンスや得意ジャンルのほか、様々なサービスの中でどんな種類・規模のものに携わってきたかということが重視されます。
例えばイラストレーターを探す時、実際にその人が描いている絵を見なければコンセプトに合っているかどうかを確認することができません。
クリエイティブ職への転職を検討している人は、ポートフォリオを作成しておきましょう。
【コラム】文系でもクリエイティブ職に転職できる?
クリエイティブ職に興味はあるものの、「文系だから……」と諦めてしまう人もいるかもしれません。
エンジニアやプログラマーなら理系、デザイナーやイラストレーターなら美術系の学校を卒業していないと難しい、というイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、クリエイティブ職で活躍している文系の人はたくさんいます。 特に『言葉で表現』するコピーライターやプロジェクトを管理するプロデューサー・ディレクターなどは比較的文系の人に向いていると言えるでしょう。
あまり専攻にこだわらず挑戦してみることをおすすめします。
クリエイティブ職は幅広い業界での活躍が期待でき、今後さらに需要が高まっていくことが予想されます。たくさんの職種がありますので、自分の興味がある業界・職種をチェックしてみましょう。
クリエイティブ職の転職には、どんな転職エージェントの利用がおすすめ?
ご紹介したように、クリエイティブ職が活躍する業界は種類も多く職種も複雑です。自分が希望する仕事に携わるためにはまず業界・職種選びが大切なポイントになります。
そんなクリエイティブ職への転職で頼れるのが転職エージェントです。ここからは、サービス選びの際にどんな部分をチェックすれば良いのかを解説します。
クリエイティブ職の非公開求人の保有数が多い
クリエイティブ職の採用では特定のスキル・経験が求められることが多いため、広く一般に求人を公開するのではなく該当者だけに情報を開示するケースも多くなっています。
転職エージェントはそのような『非公開求人』を抱えており、そこでしか出会えない求人もあります。
求人の数が多ければ多いほど選択肢は広がりますので、クリエイティブ職の非公開求人数が多い転職エージェントを選びましょう。
扱っている求人の質が高い
年収や休日、福利厚生などの条件は働くうえで大切なポイントになります。求人数だけでなく、その転職エージェントが扱っている求人の『質』もチェックしておきましょう。
転職エージェントによって扱う求人のレベルは多少異なりますので、スキル・経験との兼ね合いを見て自分に合った条件の求人を保有しているサービスを選ぶことが大切です。
ポートフォリオの作成サポート体制がある
先ほど『ポートフォリオ』について解説しましたが、転職経験のない人は「どうやって作ればいいか分からない」と感じるでしょう。
ポートフォリオを提出する目的は過去の作品を見せることですが、実はポートフォリオそのものも一つの作品として捉えられます。
どのような構成で作ればいいのか、どんな作品をピックアップすれば良いのかなど、ポートフォリオ作成をサポートしてくれるサービスがあれば安心です。
業界動向を把握している
技術の進歩や新しいサービスの台頭により、各業界の動向は著しく変化しています。特にWEB業界やゲーム業界ではそのスピードがとても速く、「数か月前に常識だったことが今は古い」ということも起こります。
それに伴って当然転職事情も変わっていくため、転職エージェントも業界動向を常に把握していることが必要です。
クリエイティブ職特有の転職事情・選考方法に詳しい
ここまでお伝えしてきたように、クリエイティブ職が活躍する業界は多数あり、様々な職種が存在しています。他の職種と比較して非常に構造が複雑なので、そもそも業界のつくりを理解していなければ適切な転職サポートを行うことができません。
転職者の職歴・スキルから、どのような企業へ入ればキャリアアップできるのか、選考に受かるためにはどうしたら良いのかをしっかりとアドバイスしてくれる転職エージェントを選びましょう。
クリエイティブ職の転職サポート専門のスタッフが在籍している
クリエイティブ職への転職には業界についてしっかり理解しているエージェントがおすすめだとお話しましたが、クリエイティブ職専門のスタッフが在籍しているとさらに安心できます。
キャリアについて相談する際、担当のキャリアアドバイザーが業界への理解がない人だと会話がかみ合わない可能性があるからです。
業界・職種の専門スタッフがいるかどうかもチェックできるとベストです。
【コラム】40代でクリエイティブ職に転職するときに気をつけたいことは?
クリエイティブ職の採用では『実務経験』が重視される傾向にあります。
新卒や20代に対して未経験採用が行われるケースはありますが、40代になると全くの未経験で転職することは少し難しいと考えた方が良いかもしれません。
例えばスクールや独学で資格を取得したり、フリーランスとして実務経験を積んでおいたりと、何かしらの知識や経験を持ったうえで転職活動に挑むことをおすすめします。
転職エージェントを選ぶ際は求人の量・質をはじめ、クリエイティブ職への転職を支援してくれる体制が整っているかどうかをチェックしましょう。
クリエイティブ職への転職で、転職エージェントを効果的に活用するコツは?
転職エージェントを最大限活用し転職活動の成功率を高めるには、いくつかのコツがあります。
ここからは、クリエイティブ職への転職活動をするうえで押さえておきたい転職エージェントの『活用方法』を解説していきます。
複数の転職エージェントに登録する
上記でご説明したような条件を満たし、かつ自分に合った転職エージェントを見つけるには複数のサービスを比較するのがおすすめです。
それぞれのサービスで取り扱っている求人内容やサポート体制に違いがありますので、いくつかを利用しながら選択肢を絞っていきましょう。
総合型と特化型の転職エージェントを併用する
転職エージェントには様々な業界・職種の求人を取り扱っている『総合型』のエージェントと、何らかの分野に特化した『特化型』のエージェントがあります。
総合型は選択肢が多いことに加え、大手サービスが多いため発展的なサポートが期待できます。特化型はその分野に詳しいスタッフからサポートを受けられるので、ある程度志望業界が決まっている人にはおすすめです。
それぞれのエージェントを併用し、どちらのメリットも享受できるとベストです。
業界の最新動向などは、自ら積極的に情報収集する
先ほど触れたように、WEB業界やゲーム業界などクリエイティブ職の人が活躍する業界は日々めまぐるしく変化しています。
転職エージェントにサポートしてもらうのは良いことですが、その担当者を信頼できるかどうかを見極めるには自分も業界動向をしっかり把握していなければなりません。
転職エージェントに任せきりにならず、自分でも責任を持って情報収集しましょう。
転職後のキャリアプランを明確にしておく
クリエイティブな職種の求人では特定の『スキル』ベースで募集されることが多くなっています。つまり、転職する段階で業務内容がかなり具体的に決まっているということです。
そのため長い目で見たキャリアプランを想定し「現段階でどんなスキルを身に付けておけばよいのか」を考えて転職先を選択するのがおすすめです。
もし今はまだ明確に決まっていないという人は、まずはキャリアプランについて転職エージェントに相談してみてください。
キャリアアドバイザーとの相性も重視しよう
多くの転職エージェントでは、登録後にその人専任のキャリアアドバイザーがつき一貫して転職活動をサポートしてくれるというケースが多くなっています。
キャリア相談から企業との調整まで、転職活動において重要な部分をサポートしてもらうことになりますので、相性の良いキャリアアドバイザーを見つけることが大切です。
もし相性が合わないと思った場合は無理に我慢せず、変更を依頼するか、別のサービスを利用するのがおすすめです。
【コラム】クリエイターは転職エージェントを使ってフリーランスに転職できる?
クリエイティブ系の仕事をしている人は、ある程度実績を積んだ時点でフリーランスとして独立するケースも多くなっています。
フリーランスになると自分でクライアントを探して仕事を受けることになりますが、営業活動や条件交渉が難しいと感じる人もいます。
そんな時はフリーランス専用のエージェントを利用するのがおすすめです。一般的な転職エージェントと同じように希望に合う企業と出会うことができ、条件交渉もエージェントに任せることができます。
転職エージェントを利用する際は、形の違う複数のサービスを併用することで賢くサービスを選んでいくのがおすすめです。最も相性の良い転職エージェント・キャリアアドバイザーを見つけて転職活動を良い形で進めましょう。
クリエイティブ職の求人多数!おすすめ総合型転職エージェント5選
ここからは、クリエイティブ職の転職活動におすすめな転職エージェントをご紹介していきます。 まずは様々な業界・職種の求人を保有している『総合型』のサービスからチェックしましょう。
リクルートエージェント
大手人材会社のリクルートが展開するエージェントサービスが『リクルートエージェント』です。
非公開求人だけでも10万件以上を保有しており、様々な業界・職種の求人に出会うことができます。転職を検討する全ての人におすすめしたい定番サービスです。
※求人数は2020年8月時点でのものです。doda
出典:『doda』
『doda』もリクルートエージェントと同じく国内最大級の転職サービスです。
求人を自分で見つけられる『転職サイト』も兼ね備えているので、自分に合ったサービスを選択できます。
総合的なサービスですがエンジニアの転職支援にも力を入れているので、エンジニア志望の人には特におすすめです。
マイナビエージェント
出典:『マイナビエージェント』
『マイナビエージェント』は大手転職エージェントの中でも特に20代の転職支援に力を入れているサービスです。
20代向けの求人が多く、利用者も20代が中心になっています。第二新卒向けや未経験OKの求人も多数ありますので、20代の転職希望者は登録しておきたいサービスです。
ワークポート
出典:『ワークポート』
総合型の転職エージェントのうち、特にIT系の転職支援を得意としているのが『ワークポート』です。
中でも第二新卒や未経験者の若手をメインターゲットとしているので、これからクリエイティブ系の職種に挑戦したいと思っている人にぴったりのサービスです。
パソナキャリア
出典:『パソナキャリア』
『パソナキャリア』はオリコンの『顧客満足度調査』で転職エージェント部門の第1位を獲得しているサービスです。
転職者に寄り添った親身なサポートが好評価の理由で、転職未経験の人も安心して利用できます。 転職エージェントにしっかりとサポートしてもらいたいという人におすすめです。
パソナキャリアの公式サイトはこちら
【コラム】フリーランスのクリエイターにおすすめの転職エージェントは?
フリーランスとして独立する人は、フリーランス専門のエージェントを利用することで営業活動や条件交渉を任せられます。
中でもデザイナーやイラストレーターなど『クリエイター』の案件を探したいなら『レバテッククリエイター』がおすすめです。
企業とクリエイターのマッチング経験が豊富なスタッフに案件獲得をサポートしてもらいましょう。
総合型の転職エージェントには名前を聞いたことのあるサービスも多いのではないでしょうか。大手転職エージェントは求人数も多くサポートも手厚いですので、どれか一つ以上登録しておくのがおすすめです。
クリエイティブ職の転職に強い!おすすめ特化型転職エージェント5選
次はクリエイティブ職や特定の業界に特化した『特化型』の転職エージェントをご紹介します。
総合型と比べるとあまり聞き慣れないサービスも多いかもしれませんが、業界での支援実績が高いものを挙げていますのでぜひチェックしてみてください。
マイナビクリエイター
総合型の人材サービスが有名なマイナビですが、WEB・ゲーム業界専門の『マイナビクリエイター』というサービスも展開しています。
大手サービスならではのコネクションを持っており、ポートフォリオの作成サポートをはじめ様々な支援が受けられます。WEB・ゲーム業界を志望している人はぜひチェックしてみてください。
マイナビクリエイターの公式サイトはこちら
レバテックキャリア

『レバテックキャリア』はIT・WEB系の大手企業の求人を中心に取り扱っています。
現役で活躍している人を対象としているため未経験者には向きませんが、経験のある人にとっては好条件の求人が見つけやすいサービスになっています。
レバテックは『ステージに合わせたサービス』を展開しており、先ほどご紹介した『レバテッククリエイター』のほかにハイクラス向けや新卒向け、未経験向けなど様々なものがあります。
マスメディアン
『マスメディアン』は広告やWEB、マスコミ業界の求人を取り扱っている業界最大級の転職エージェントです。
国内大手の広告代理店などとコネクションが強いので、上記の業界を目指す人ならチェックしておきたいサービスです。
Geekly

『Geekly』はIT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、特にゲーム業界への転職支援を得意としています。
大手ゲーム会社からベンチャー企業まで手広くカバーしているので、ゲーム業界を志望している人はまず登録しておきたい転職エージェントです。
Webist
『Webist』はWEB業界のクリエイター転職に特化した転職エージェントです。 クリエイターの大手人材サービスで有名な『クリーク・アンド・リバー社』が運営しています。
老舗企業なので大手企業とのコネクションが強く、条件の良い求人を多く保有しています。
【コラム】クリエイティブ職で転職を希望するなら、転職エージェントの利用がおすすめ!
転職事情が複雑なクリエイティブ職への転職には、賢く転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ここまで見てきたように、様々な転職エージェントがそれぞれ便利なサービスを展開していますので、複数の転職エージェントを使いながら自分にぴったりなサービスを見つけていきましょう。
ご紹介したように、実はクリエイティブ職の転職に特化したサービスはたくさんあります。特化型ならではの密なサポートが期待できますので、総合型と併せて利用してみてください。
スキルを生かして、クリエイティブ職での転職を成功させよう!
この記事では、クリエイティブ系の仕事へ転職する際のポイントやおすすめの転職エージェントについて解説してきました。
クリエイティブ職の採用では他の職種と比較して『実務経験』や『スキル』が重視される傾向にあります。
自分の経験・スキルを最大限生かした転職ができるようなエージェントを見つけていきましょう。