
青森で総合型と地域特化型のおすすめ転職エージェント7選!
2020/11/27青森での転職は、都心とは事情が異なります。
内閣府が発表している県民経済計算(2017年度)によると、東京の実質総生産は年間約106兆円ですが、青森のそれは年間約4.3兆円です。
このように経済活動の規模が違うため、求人数も相対的に少なくなります。
よって、限られた求人情報を漏らさず収集することが非常に重要であり、気になる求人がある場合は、そのチャンスを逃さないように万全の体制を整えて選考に挑むことが求められます。
これらの状況を考慮すると、求人情報を豊富に保有しており、転職におけるプロフェッショナルである転職アドバイザーのサポートが受けられる転職エージェントの活用が必須となります。
青森で転職を考える際は、転職エージェントの利用が必須であると言っても過言ではありません。
こちらの記事では、青森の人材市場の情報に加えて、おすすめの転職エージェントや転職エージェントの利用方法をご紹介します。
ぜひ青森で転職を検討される際のご参考としてください。
目次
青森の転職について

青森は、北は北海道との間にある津軽海峡、東は太平洋、西は日本海に面しており、漁業などの農林水産業が盛んな地域です。
内閣府が発表している2017年度の県民経済生産によると、第一次産業(農業・林業・水産業)が、県内の総生産の約3.5%を占めており、これは全国平均の3倍近い数字で北海道と同様の傾向にあります。
都心と比べて求人が少ないことはご紹介しましたが、このトピックでは転職市場の概要や転職エージェントを活用するメリットについて詳しくご紹介します。
青森の転職市場について
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の発表によると、青森の有効求人倍率は2020年8月で「0.91倍」となっています。
東京が、「1.22倍」であることを考えると、人材需要が乏しいと言えます。
また、厚生労働省の令和2年度地域別最低賃金改定状況によると、都内の最低賃金が1013円である一方で、青森の最低賃金は793円です。
このように、青森内の人材需要や給与は決して高くないことが分かります。
ただし、都内に比較して支出が少なく済む面もありますので、この賃金レベルの差がそのまま生活レベルに影響するわけではない点に注意が必要です。
出典:『独立行政法人 労働政策研究・研修機構 職業紹介-都道府県別有効求人倍率』
転職エージェントを利用するメリット
求人数が少ないと、好条件の求人を見つけることは難しくなります。
しかし、多くの求人を保有している転職エージェントに相談することで、求職者は自分の特性や転職希望に合った求人紹介を受けることができます。
また、転職エージェントは、過去の求職者の属性や転職先、そこでの定着率などの膨大な情報を蓄積していますので、自分の市場価値やマッチングしやすい業界・職種を把握することも可能です。
さらに、転職のプロであるアドバイザーによる書類添削や面接対策サービスも受けることができますので、転職を効率的に進められるだけでなく、転職成功の可能性を高めることができます。
これだけのサービスや情報の提供を基本的には無料で受けられることも、大きなメリットです。
青森でおすすめの総合型転職エージェント
転職エージェントを利用するメリットはご紹介しましたので、こちらでは青森で転職する際に、ぜひチェックしていただきたいおすすめの転職エージェント(総合型)をご紹介します!
総合型転職エージェントとは?
転職エージェントは大きく2つに分けることができます。
あらゆる業界や企業を網羅し、数万〜数十万に及ぶ求人を保有している「総合型」の転職エージェントと、求職者や企業の属性などにおいて、特定分野に特化した求人を保有している「特化型」の転職エージェントです。
総合型はいわゆる大手の転職エージェントで、圧倒的な求人数に加え、転職市場における情報量を豊富に持っていて、転職アドバイザーの質も高いと言われています。転職活動において総合型のエージェントへの登録は必須になりますので、次のエージェントをぜひ参考にして下さい。
リクルートエージェント | 保有求人数はダントツの1位
リクルートエージェントは、国内最大手の転職エージェントです。
リクルートエージェントの公式サイトによると、求人数は20万件を超えています。リクルートエージェントのサービスを提供するリクルートキャリアは、転職だけでなく新卒採用支援でも多くの企業と取引きがあり、新卒採用と中途採用の両方向から企業をバックアップしています。
よって、リクルートエージェントでしか扱っていない求人も多々あり、他のライバルエージェントを圧倒する求人数を誇っています。青森に限定すると、公開求人が349件、非公開求人が188件となります(同社公式サイトより)。
同社の公式サイトにある公開データは2011年度時点と少し古いのですが、転職決定者の年齢層は26歳から30歳が44%と最も多く、業界は「IT・通信」が約21%、職種は「営業」が約27%でトップとなっています。
また保有求人の約90%が内資系企業で、外資系企業は10%の割合です。
さらに、同社公式サイトによると、転職者のうち約63%
電話サポートが中心となりますが、相談時間は平日は20:00まで、土日祝は18:00まで受け付けていますので、忙しい転職希望者が重宝するサポート体制を設けています。※2020年10月25日現在、希望に応じて時間は柔軟に対応してくれるようです。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
doda | 転職者満足度1位
出典:『doda』
dodaの公式HPによると求人数は約10万件で、リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る大手の転職エージェントです。
青森に限定すると、公開求人は725件となります(同社公式HPより)。dodaは特にアドバイザーの評価が高いエージェントで、そのサポート力が評価されているだけでなく、LINEを使ってアドバイザーと気軽に連絡を取れる点など、そのサポート体制も評価を得ています。
丁寧で、且つ利用しやすいサポートは求職者の満足度を高めるために重要な項目であり、同社はエージェント調査における満足度ランキングで1位を獲得することもあります。
また、あらゆる年代に対して転職サポートが可能ですが、同社公式HPにある2018年度の公開データでは転職決定者の年齢層は25歳から29歳が約39%と最も多くなっています。
電話サポートが中心となりますが、平日の面談時間が20:30まで、日祝は面談ができないものの、土曜日は18:30まで受け付けている点も、忙しい転職希望者への強みと言えます。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
マイナビエージェント | 20代や第二新卒、未経験でも応募できる求人多め
出典:『マイナビエージェント』
マイナビエージェントは知名度が高く、転職エージェントの大手であり総合型にカテゴライズされます。
求人数は、推定約8万件です(具体的な数字は非公開)。青森に限定すると、公開求人は175件、非公開求人は88件となります(マイナビエージェント公式HPより)。
また、転職実績等に関する情報も公開していないのですが、総合型転職エージェントでありながら、企業については「IT」や「情報通信」の分野、求職者については、「20代」や「第二新卒」「未経験転職」に強みを持っている点が特徴です。
電話サポートが中心となりますが、相談時間は、平日は20:30まで受け付けており、土曜日は17:30までの面談が可能です(日祝はお休み)。
ただ拠点によって異なるケースがありますので、電話で確認されることをおすすめします。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
パソナキャリア | メーカー系の求人が多くサポートも手厚い
出典:『パソナキャリア』
パソナキャリアも国内の大手転職エージェントであり、パソナキャリアの公式HPによると、その求人数は約5万件と多くの求人を抱えています。
青森に限定すると、公開求人は85件となります(同社公式HPより)。創業年はリクルートエージェントよりも1年古く、転職における長年のノウハウを多く蓄積している歴史あるエージェントです。
そのため、深い付き合いがある企業も多く、パソナキャリアでしか募集していない求人もよく見かけます。特にメーカー系の求人も多いことが特徴です。
求人の質については「的外れなものが少ない」と評価が高く、サポート体制に加えて求人の質の面でも評価を得ているエージェントです。
同社が公式HPに公開している情報では、求人業界は「ソフトウェア・通信」がトップで約19%、職種は「IT・エンジニア」が最も多く約22%となっております。
転職による年収アップ率は約67%です。電話サポートが中心となりますが、相談時間は平日は21:00まで、土曜日は18:00まで受け付けています(日祝はお休み)。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
Spring転職エージェント(アデコ)|専門職に強いコンサルタントがサポート
Spring転職エージェントは、世界26カ国にオフィスを構えるアデコグループの転職エージェントです。
Spring転職エージェント公式HPによると、求人数は約4万4000件を保有しています。
トータルの求人数は上記4社に劣りますが、青森に限定すると101件もの公開求人を有しています(同社公式HPより)。
高度な専門性を持った(専門職)転職に強みを持っており、特に海外にも拠点を持つ企業の求人を多く取り揃えている点が特徴です。
また、コンサルタント(アドバイザー)が企業と求職者の両方を担当しているので、鮮度の高い情報をダイレクトに入手することが可能です。
電話サポートが中心となりますが、相談時間は平日が20時までで、それ以外の曜日は応相談となっております。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
青森の転職に強い地域特化型転職エージェント
続いて、青森やその周辺地域の転職に特化している地域特化型の転職エージェントを2社ご紹介します!
ヒューレックス | 東北地方の転職支援に特化
出典:『ヒューレックス』
ヒューレックスはヒューレックス株式会社が運営している転職エージェントです。
仙台に本社を構え、全国に支店がありますが、東北地方の転職支援に重点をおいています。
ヒューレックス公式HPによると、公開求人は8890件にのぼり、非公開求人は推定2万6000件となります(非公開求人は全体の75%との記載から逆算)。
公開求人について、勤務地を青森に絞ると、172件の求人紹介となっています(同社公式HPより)。
東北地方を中心に、地元の銀行から優良企業の紹介を受けて、その紹介先企業の求人を扱うユニークな方法で独占求人を扱っており、相談時間も基本的には求職者に合わせる方針であることから、求人の質やサポート体制の充実に期待できます。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
たいようヒューマンネットワーク | 北東北で最大規模の転職支援実績
たいようヒューマンネットワークは株式会社たいようヒューマンネットワークが運営している転職エージェントです。
青森に本社を構え、創立から30年以上経つ歴史のある転職エージェントです。
求人数等は不明ですが、アルバイトから正社員まで多くのカテゴリの求人を扱っています。
特に、Uターン転職に強みを持っており、年間100名以上の転職を成功させています(たいようヒューマンネットワーク公式HPより)。
また、同社は東北6県と首都圏(東京・横浜)をサポートしている実績豊富な就職支援会社と連携して、求職者のUターン転職を支援している点が特徴です。
※記事に記載の情報は2020年10月時点のものです。
転職エージェントの利用方法
具体的におすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、これらの転職エージェントをより効果的に利用するためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
こちらでは転職エージェント利用の際に、気をつけるべきポイントをいくつかご紹介します。
・転職エージェントに登録
・転職エージェントと面談の日程調整
・面談・キャリアカウンセリング
・求人紹介
・応募(必要であれば応募書類の添削や面接対策のサポート)
・面接
・内定
まずは、転職エージェントを利用する際の具体的なフローをご紹介します。
①転職エージェントに登録
まずは気になる転職エージェントのサイトにある登録フォームに必要事項を入力し、登録します。
登録に際しては、そこまで多くの情報を求められないので、数分で完了することがほとんどです。
②転職アドバイザー(キャリアアドバイザー)との面談の日程調整
登録が完了すると、転職エージェントの担当者から電話、またはメールで連絡がきますので、面談の日程を調整します。
③転職アドバイザー(キャリアアドバイザー)との面談、キャリアカウンセリング
面談内容は求職者のスキルや経験、志望業界や志望企業、転職理由などの確認です。
所要時間は多くのエージェントで2時間程度となっています。
④求人紹介
面談内容に基づいて、求人の紹介を受けます。
⑤応募(必要であれば応募書類の添削や面接対策のサポート)
求職者は興味のある求人があれば応募して、選考に進みます。
面接等の日程調整についても、基本的にはアドバイザーが代行してくれます。
※必要に応じて事前書類の添削や面接対策のサポートを受けます。
⑥面接
書類選考に合格した後は、面接に進むことになります。
⑦内定
選考が順調に進んだ場合、内定連絡を受けます。
この内定連絡もアドバイザーから受けることになります。
その後、給与の交渉や現職の退職手続きが必要になります。
これらは求職者に大きな負担がかかるものなので、アドバイザーから適切なアドバイスを受けながら対応することになります。
転職エージェントに希望条件(職種・業界・年収・勤務地)を明確に伝える
転職アドバイザーは転職のプロフェッショナルですが、転職するのは求職者自身です。
限られた時間の中で、転職アドバイザーから効果的なアドバイスを得るためにも、希望の条件や自分のスキルや経験はある程度明確にしてから相談に進むことがおすすめです。
非公開求人があれば紹介してもらう
求人には、表に出ない非公開求人があります。
非公開求人は、求められるスキルや経験が高いことや、その求人内容から新規のプロジェクトや事業計画が推察されることを避けるために、公にならない求人を意味します。
求められる求人のスペックが高いために、年収などの待遇面が良いことが特徴です。
転職エージェントとの相性が合わなければ変更をお願いする
転職アドバイザーとの相性が悪ければ、変更を申し出ることも可能です。
コミュニケーション不足や、そもそも求職者が志望する求人を扱っていないなどの場合は、別の対応が必要ですが、人対人のお話なので、合う合わないはどうしても生じてしまいます。
アドバイザーとの相性が悪いと感じた場合は、その理由を出来る限り明確にした上で、アドバイザーの変更を申し出ることも可能です。
理由を明確に伝えることで、次のアドバイザーの人選の際に、転職エージェント側で参考にすることが可能になりますので、ご自身のためにも必ず理由を伝えるようにしてください。