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転職が決まらない!転職活動が長引いたときの対処法

event2020/10/10

転職活動は長期化すればするほど「このまま転職先が決まらないかも……」「定職につくことができないのでは?」と、どんどん不安や焦りが積もり始めるものです。数十社応募しても書類選考や面接で落とされてしまうと、自分自身を否定されているような気分になり、ついつい物事をマイナスに考えてしまうことにもなるでしょう。

しかし、そんな不安や焦りは、転職先の妥協につながったり、興味のない企業へ応募したりするきっかけとなり、転職を失敗させてしまう原因にもなりかねません。では、転職活動が長引いたとき、不安や焦りを乗り越えて内定を獲得するにはどうすればいいのでしょうか。この記事では、転職先がなかなか決まらないときに見直すべきポイントと焦りへの対処方法をご紹介します。

転職先が決まるまでにはどのくらいかかる?みんながどれくらい応募したかも知りたい!

転職活動をしている人は、再就職までどれくらいの期間がかかり、応募した企業の数は何社くらいなのでしょうか。まずは一般的な平均値を確認してみましょう。

一般的な転職期間はどれくらい?

厚生労働省が発表している『転職社実態調査※』によると、転職活動を始めてから離職するまでにかかった期間は

「1か月以上3か月未満」が 27.2%、「転職活動期間なし」が 25.8%、「1か月未満」が 19.3%、「3か月6か月未満」が14.8%となっています。

つまり、72.3%の人が転職活動を始めて3か月以内に転職先が決まっていることになり、転職活動が3か月以上になると平均的な転職活動期間より「長引いている」ということになります。

一方で、「転職活動期間なし」が 25.8%、「1か月未満」が 19.3%となっており、45.1%の人が離職後すぐに転職先へ入社していることになります。

しかし、転職活動を始めたばかりのころは、応募企業の選定や応募書類の作成、企業研究などの期間が必要となるため、1か月で焦りを感じる必要はありません。 2か月が経っても、まったく書類選考が通らないようなら応募書類の書き方などを見直す必要があります。

出典元:『平成27年転職者実態調査の概況』

応募した企業の数は何社くらい?

転職活動の期間が長引くと、それに伴って応募した企業の数も増えてくるもの。しかし、転職活動が思うように進まなくなると「こんなに応募しても書類選考に通らない……」と不安になることもあるでしょう。 では、転職先が決まった人は内定を獲得するまでに何社に応募書類を送付したのでしょうか。

『マイナビ転職※』の調べによると、平均で8.4社に応募しているという結果が出ています。また、年齢が上がるにつれて応募した企業数が増える傾向にあることがわかります。 これらのデータからわかるように、転職活動では1社ずつ応募するのではなく、複数応募することで早く決まると言えるでしょう。

また、転職活動を希望している人のほとんどが「すぐに決まっている」わけではないこともわかります。

出典元:『マイナビ転職 転職ノウハウ』

まとめ

年齢によっても違いがありますが、まだ応募した企業が5社以下なのに「転職先が決まらない」と不安に思っているなら、焦りを感じには早いことがわかります。ネガティブな気持ちを抱えたまま転職活動をしても自分の良さを発揮できませんので、気持ちを切り替えて転職活動に臨みましょう。

転職が決まらない理由はどこに?内定を獲得できないときはここをチェック!

では、平均の企業数以上に応募書類を送っているのに内定が決まらないという人は、どんなところに原因があるのでしょうか。内定を獲得できない人の共通点や原因をチェックしてみましょう

応募数が少なくないか

応募先企業を慎重に選ぶあまり、応募数そのものが少ない人は転職活動が長期化する傾向にあります。「自分の納得いく企業に転職したい」という気持ちはわかりますが、1社ずつ応募していては、書類選考や面接で落とされるたびにスタート地点に逆戻りするため、効率の良い転職活動はできません。

また、応募数が少ない人は、選考に落ちたときの精神的ダメージも大きいでしょう。複数の企業に応募している人なら、1社くらい選考で落とされても「ほかの企業もある!」とすぐに気持ちが切り替えられます。

転職活動での応募は「一度に○社まで」と決まっていませんので、早く内定を獲得したい人は、興味のある企業をリストアップし、自身が入社を希望する企業から順番に応募していくようにしましょう。

自己分析が間違っていないか

転職先が決まらない理由のひとつに「自己分析がしっかりできていない」があります。自己分析を行うことは、自分のスキルや経験に見合った企業を見つけるためには、とても重要なこと。自分の理想が高すぎたり、希望の勤務条件が多かったりすると、応募できる求人そのものが少なくなってしまいます。

また、自分のスキルに見合わない企業に応募しても、選考で落とされてしまうのは当然です。逆に言うと、スキルや経験が応募先にマッチしていれば、選考には有利となります。

新卒採用とは違って、転職活動では自分にはどんなスキルや経験があり、転職先でどのように活かせるのかを、しっかりアピールすることも必要です。自己分析で高望みしすぎていると感じたら、妥協点を見つけるのも大事なことです。

興味のない業種にも応募していないか

「応募する数が少ない」ことが原因で転職先が決まらない人がいる一方で、興味のない業種にも数多く応募していることで内定が獲得できない人もいます。「とにかくたくさんの企業に応募すれば、どこかが採用してくれるだろう」と思っている人は意外と多くいるのではないでしょうか。

興味のない企業や業種に応募したとしても、「入社意思がない」「熱意がない」ことは、数多くの応募者を面接している採用担当が見ればすぐにわかること。 自分がその企業に「ぜったい入社したい」という熱意を伝え、企業からも「この人を採用したい」と思われなければ、いつまで経っても内定は獲得できません。

「興味のない業種や企業に応募しては、選考に落ちる」ということを繰り返せば、時間や労力が無駄になるばかりか、次第にやる気も失われていくことになりかねません。 自分が入社を希望する企業に絞り、しっかりと入社の熱意を伝えられるようにしましょう。

計画性のない転職活動をしていないか

効率よく転職活動を進めていくためには、スケジュールを立て計画的に行うことが大切です。スケジュール管理をせずに「目に入った企業にとりあえず応募する」という流れで進めていくと、キャパオーバーになったり、希望する企業の応募期間が過ぎていたりすることがあり、転職が決まらない原因となるからです。

在職中で転職活動をしている人は、特に自由に活動できる時間が限定されています。スケジュールを立てずに転職先を探せば、自己分析や企業の情報収集が十分でなく、ミスマッチを招いてしまうことになりかねません。

また、せっかく面接まで進んだのに、採用担当者と日程が合わせにくいということも少なくありません。 転職先が決まらないと不安に思っている人は、計画性のある転職活動ができているか一度見直してみるといいでしょう。

「計画立てて転職活動をしていない」という人は、まずは、転職活動の一般的な流れや期間を確認します。転職活動中には、応募書類の作成や求人への応募、面接など様々なステップがあります。それぞれのステップで、どのくらいの時間が必要かの目安をたてておくことで、時間の無駄を防ぎ、転職成功の近道となるでしょう。

焦りすぎていないか

転職先が決まらないと「このまま転職できないのでは……」と誰しも不安になりますが、転職活動に焦りは禁物です。焦りすぎると冷静な判断ができなくなるため、転職の目的を見失ってしまうことになります。

そもそも転職すると決めたときは「やりたい仕事に就く」「労働環境の改善」「キャリアアップ」など目指すものがあったはず。それにも関わらず「内定をもらえるならどこでもいい!」と転職先を決めてしまえば、「内定をとること」が目的になってしまい、結果、転職を後悔することになります。

そして、また転職を繰り返すという悪循環に陥ってしまう人もいます。 また、内定が決まらないと焦る気持ちは面接でも現れます。 選考で落ちることが続くと「どうせ面接を受けても落ちるのでは?」という思いがよぎり、その考えは、表情や仕草、言葉に現れるようになります。

どんなに焦っていても、面接時はポジティブな発言と態度を心がけましょう。 転職は内定がゴールではなく、転職先で仕事を始めてからが本当のスタートだということを忘れてはいけません。

まとめ

転職活動が長引くと焦りや不安を感じるのは誰でも同じです。しかし、焦って転職活動をしても悪循環に陥って転職活動が長引くだけ。転職活動が長引いていると感じている人は、どこに理由があるのか一度冷静に見直す時間を作るようにしましょう。不安をリセットすると、新たな気持ちで転職活動を再スタートすることができます。

転職が決まらないと感じたときにやってはいけないこと

転職先が決まらず焦りを感じ始めたら、ダメだとわかっていてもどうしても物事をマイナスにとらえてしまいがち。そんな悪循環に陥らないためには「やってはいけないこと」として注意して欲しいことが2つあります。

自分を責める

選考に落ち続けている人は「自分は社会から必要とされていない」「自分は働く資格がないのでは」と自分を責めてしまうケースがあります。辛い状況が続けば、傷ついたり落ち込んだりすることは誰にでもあること。しかし、落ち込んでいても一歩も前には進めないのです。

これ以上、転職活動を長引かせないためにも、自分の頑張りを認めて気持ちを切り替え、前に進むようにしましょう。 例えば、面接で落とされてばかりで内定をもらえないとしても、あなた自信が否定されているわけではなく、たまたまその企業とは相性が悪かっただけかもしれません。

相性の合わない企業に転職しても、転職を繰り返すことになりかねませんので、「縁がなかった」と割り切ることも大切です。

焦るあまり転職先を妥協する

転職活動が長期化すると「採用してくれる企業ならどこでもいい」と転職先を妥協してしまうこともよくあります。しかし、もともとは勤めている会社の労働条件や給与に不満があったから転職活動を始めたはず。今よりも良い環境で働くことが目的だったのに、その目的を果たせない企業に転職できたとしても、果たしてそんな転職は成功したと言えるのでしょうか。

希望条件を満たしていない企業で働いても、「やっぱり辞めたい」「何のために転職したのかわからない」と後悔する羽目になることがほとんどです。転職回数が増えてしまうため、次の転職になかなか踏み切れなくなり、転職したこと自体を後悔することにもなりかねません。

転職先を妥協するのはおすすめしませんが、自分のスキルや経験を見直して、冷静に理想が高すぎると判断したときは、妥協点を見つけることも必要です。

まとめ

転職先が決まらない原因は人によって様々ですが、スキルや経験が十分にあるという人は、転職活動のやり方が悪いだけかもしれません。転職活動がうまくいかなくなったときほど、応募書類の書き方やスケジュールを見直すいい機会だと考えて、自身の転職活動のやり方をもう一度チェックしてみましょう。

焦ったときの対処方法 転職先が決まらない!と思ったらやって欲しい3つのこと

転職活動では「焦ってはいけない」とわかっていても、不安を抑えきれないことがあります。焦りの対処方法を間違うと、不安はどんどん大きくなっていきます。では、転職活動中に焦りを感じたら、どのように対処すればいいのでしょうか。焦りを感じ始めたときにやって欲しいことを3つご紹介しましょう。

スキルの棚卸し

能力にそれほど違いがないのに、すぐに内定が取れる人と取れない人では何が違うのでしょうか。それは自分のスキルやキャリア、能力を正しく把握できているかどうかです。 スキルやキャリアの棚卸しをきっちり行うことによって、目指せる転職先がわかり、本当に自分に合った企業はどんな会社かが見えてきます。

そのため、企業選びや業種選びを間違えることが少なく、早い段階で内定をとることができるのです。 また、企業の求人内容とこれまで自分が担当してきた業務を照らし合わせることができるため、自分には無縁だと思っていた企業や業種へチャレンジするきっかけとなるかもしれません。

自分のスキルやキャリアを棚卸しておくと思いもよらなかった分野で、それが役立つことに気づくということは意外とあるものです。 スキルの棚卸しをすることで、これまで自分が意識してこなかった「強みや得意なこと」をあらためて意識できるようになるため、転職活動で焦ったときこそ、スキルの棚卸しをすることをおすすめします。「自分に合っているのはどんな企業か」を見つめ直し、前向きな気持ちで転職活動を再スタートしましょう

うまくいかなかった面接を振り返る

面接がうまくいかなかったとき、「引きずらないで次の企業を探そう!」という気持ちはとても大切です。しかし、うまくいかなかった原因を考えずに次に進んでも、また同じ理由で落とされる可能性があります。引きずって次に行けなくなるのは問題ですが、面接の内容が記憶にあるうちに振り返り、同じミスを繰り返さないことも大切です。

面接の振り返りは頭の中でイメージするだけではなく、ノートに書きとめることをおすすめします。どんな質問にどのように答えたか、良かった点、悪かった点などを記録しておきましょう。悪かった点は、理想の回答などを作成し、次回の面接では改善できるようにしておきます。

また、面接で質問されたことに対して、自分がどのように回答しているのか、鏡の前でもう一度答えてみるのもおすすめです。自分がどんな表情をしていて、採用担当にどんな印象を与えているかがわかります。 転職エージェントを利用している人は、面接対策などを無料で行ってくれるところもあります。

転職エージェントへ相談

転職が決まらないときは、転職のプロである転職エージェントに相談するのも方法のひとつです。転職エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、キャリアカウンセリングや面接対策、応募書類の添削など、転職に関わるさまざまなことをサポートしてくれます。

「何が原因で転職先が決まらないのか」「今のスキルでは、どんな仕事が適しているか」などの悩みや不安を相談することで、的確なアドバイスを受けられるので前向きに転職活動を進められるでしょう。

また、転職エージェントの多くが非公開求人を扱っていますので、転職サイトなどで「応募したい企業が見つからない」「自分に合った企業がわからない」という人にも自分の希望をかなえてくれる企業が見つかるかもしれません。

まとめ

自分が思っているように転職活動が進まないのは、必ず何か理由があるはずです。しかし、転職が決まらない理由は何なのか、自分で探すのはとても難しいことではないでしょうか。そんなときは転職エージェントのサービスを利用して、客観的なアドバイスを受けるのが転職成功への近道と言えるでしょう。

最高の転職を実現する重要まとめ

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